農学部専門科目の勉強に効果的と思われるたった一つの方法
今回は久々に農学部の話をします。
大学といえば試験はつきものでこれで合格点を取らなければ単位が厳しい場合が多いです。
自分はというと結構ギリギリの得点で通過したり通過しなかったりするダメ学生でした。
これは自分の勉強不足とか講義中にボーッとしてしまったりするのが原因かもしれません。
ただ、テスト対策となるとやっぱりやりにくいところがどうしてもあります。
この「やりにくい部分」を考えながら自分が思う対策を書いていこうと思います。
農学部の専門科目のテスト勉強はどうしてやりにくいのか
農学部の専門科目のテスト勉強は個人的に非常にやりにくいと思っています。
・膨大な資料
・暗記する項目の多さ
・いきなり出てくる専門用語
講義中にここはテストに出ると教えてくれたりはしますがそれでも対応できる範囲は限度があります。
これを補うためにテストの過去問というのが流通しているのですがあいにく自分はほとんど使っていませんでした。
専門科目以前の教養科目はどの科目だろうとほとんどが高校の延長上にあるような教科です。それゆえ抵抗があまりありませんし、そもそも問題とその解法が体系化されている場合が多いです。
なので、高校のテスト勉強のノリでテスト対策をすれば基本的に一定以上の点数は取れると思いました。
ただ、専門科目になってくると話は違ってきます。
教科書はありますが教養科目までの一問一答系統の問題ではありません。
ここで、一問一答という言葉を使いましたが高校までの勉強はどんなに長い問題文とかであろうと大抵はこの一問一答の延長です。
それが専門科目となってくると本当にその分野の事を理解しているか聞かれることがすごく多いと思いました。
なので教養科目までのノリを引きずって専門科目の勉強をしようと思ったら痛い目を見ます。
もちろん大学の学問はテストの点数を取るためではなくて学問を修めることが目標です。それでもやっぱり、テストの点数は取りたいですよね。
公務員試験の問題集を使う
前の項目までで結局何を言いたかったかというと「教養科目まで通じていた一問一答の答え方が通用しなくなる」ということです。
このギャップが専門科目の勉強の難しさにつながっていると思いました。
ならば逆に専門科目の勉強までをとりあえず一問一答で勉強するのが一番有効なのかもしれません。
もちろん試験当日のアウトプットは文章で書きますがそれでも一問一答で培った知識は必ず役に立ちます。
ではそのような場合はどうすればいいのか。
それは公務員試験の問題集です。特に県庁レベル、つまり地方上級クラスのものが一番いいでしょう。
自分は気づくのが遅かったのですがふとしたきっかけでやっておけばよかった・・・と思いました。
地方上級の問題集の農学分野(農学問題集)では農学部の専門科目の問題で構成されています。育種学・肥料学・生理学・栽培学・施設学などなど、農学部に所属していたら受けているであろう講義に関連する内容が学問ごとにまとめられていることが多いです。
そして、この問題こそが一問一答形式の問題なのです!!
一問一答といっても全ての文章が非常に長い。
それでもこの形式の問題になれている大学生なら最初に勉強するときにあまり抵抗はないでしょう。
各分野の概論を読む→問題を解く→答え合わせをしてみる→直しをする
という感じで勉強をすることができます。
あれ、これって高校(教養科目)まででやってきた勉強と同じじゃん!!と気づくはずです。
これで問題になれたら実際に講義で配られたレジュメや問題集に目を通します。
一度は解いた内容がどこかにあるはずです。
そしてそれはたいてい重要項目です。
テストと公務員試験問題
自分が公務員試験問題に目を通して思ったことは「テスト(試験)と公務員試験問題で出るところやポイントは似ている」ということでした。
やはり大学の試験でも大事なところはしっかり出すものだと思います。
それにそもそも教授は農学の場合は公務員を経験した人・公務員とともに研究をした人が多い印象でした。
なのでその教授が作る問題と公務員試験で出る問題はどうしても同じようなポイントが出てきてそれを抑えることでテスト対策になるのです。さらに公務員になりたい場合は試験勉強もできて一石二鳥です。
まとめ
農学部の専門科目の勉強はどうしてやりにくいのか。
それは一問一答形式の問題に慣れていた学生が急に学問としての問題にさらされるからです。
そのギャップを埋めるために地方上級公務員の試験問題集が効果的だと自分の中で結論が出ました。
もちろんテストだけが学問ではないのですがそもそもどこが大事なのか、実際にどのようにその知識が使われているのかを知ったほうが後々の学習にも役立つでしょう。
そういった意味でも今回紹介した勉強方法は非常に効果的だと思いました。
自分はこのことにもっと早く気づきたかったです。