ブロガーの例の事件で個人情報開示について改めて考えてみる
どうも、vashoです。
まずはご冥福をお祈り申し上げます。
ブロガーのhagexさんがネットでの怨恨がリアルに及んだ結果襲撃されてしまうという衝撃のニュースが流れました。
実際に何かが起こった後に言っても遅いとは思いますが自分は個人情報をブログに乗せてはいません。
今回のような事件を予想していたわけではないのですが結果的にどこかで助けられたのかも、とは思います。
ブログと個人情報
今回はブログのような媒体に個人情報を載せることについて改めて自分の意見をまとめてみようと思います。
ブログからは特定できない
リアルで会ったり案件を依頼される場合を除いて自分の名前はおろか、年齢やどこに住んでいるかなどについては一切個人情報を載せていません。
ブログは今までの人生の経験を反映させて記事を書くのでどうしてもそういった細かい情報から絞り込んで個人を特定できてしまうかもしれませんがそういった場合は他のブログで分散させます。
自分はこれ以外にもブログを持っていて互いにリンクなどはしていません。
要するに別人が書いているようにしか見えないのです。
例えば女子って情報と20歳って情報があれば、性別で50%、10歳~70歳あたりがネットにつながってブログを書けるとして1/61、二つの情報を合わせれば約1/120まで相手を絞ることができます。ここに大学や乗っている車、住んでいる都道府県などの情報を付け加えればさらに特定は進みます。
ただ分散させればそれぞれの確率通りにしか特定をすることができません。
なので自分は意識的に特定する可能性を減らしていましたし、その内このやり方が無意識になっていきました。
それにそれぞれのブログで記事を書く際に人格のスイッチみたいなのを切り替えることもできました。
CIAがメールから個人を割り出すような高等テクニックを使えば文法の類似性によってどのブログとどのブログが同一の執筆者かどうかわかるかもしれませんがさすがにこんな個人にそんな心配も無いので今後もこの方針は続けます。
ブログに個人情報を載せない理由
今回のような事件があると思っていたからブログに個人情報を載せないわけではなくてこれは心理的な理由ですがリアルの自分とネットの自分を分けたかったからです。
リアルとネットの個人が合わさるとそれだけで息苦しさを感じてしまうのです。
あの人は現実ではこんな風なのにネットではこういうことを言うんだ、ネットではああいっていたのに実際はこういう立場なのか、みたいに思われるとどうしても記事を書くのがおっくうになってしまいます。
実際に相手が思っていなくてもそう思っていると予想してしまう時点で精神的に参ります。
なので自分がそこのブログ主であることは分からないようにします。
ネットではリアルの自分は存在しませんし、リアルではネットの自分は存在しません。
それがブログを続ける一種のモチベーションになっています。
個人情報を載せるメリット
じゃあネットリテラシーが無いから個人情報を載せるブロガーが世の中にあふれているかと言うとそんなわけありません。
それどころかネット上級者こそ名前を始めとした個人情報をブログに掲載しているイメージです。
じゃあなんでそんなことをするかと聞かれればこれは信頼につながるからでしょう。
どこの馬の骨かわからない相手よりも名前と顔写真、その他もろもろの情報を載せればそれだけで信頼できます。
興味を持ってブログを購読してくれる可能性もありますし案件も依頼されやすくなるでしょう。
ただ、自分は先ほどの理由からそういった内容は書かないようにしています。
ブログの個人情報と自分
何番煎じかわからないような記事になりましたがあの事件は日本のネットの歴史においてかなりショックなものでしたしブログを書いている自分からすると他人事とは到底思えません。
なので個人情報をどう発信していくかどうか改めて考えてみました。
今後も今の姿勢は変わらないどころか書きたいテーマが増えればブログを増やしていく予定さえあります。
そうやっていって徹底してリアルとネットを切り離す姿勢を貫きます。
ひろゆき氏の発言で話題になった無敵の人。社会的に捨てるものが無い人物の事です。
新幹線の事件でもこの無敵の人が話題になりましたが今回もそのような無敵の人の凶行によって命を落とす方が現れてしまいました。
通り魔的な犯罪まで想定してしまったら家からずっと出られませんが今回のような個人を狙ってくる無敵の人はどこにいるのかわかりません。
ネットでの存在感が増すことでそのような人と何かしらの接点を持ってしまうことに気づかされました。