野崎島っていう無人島が面白い 方位磁石を狂わす巨石の鳥居「王位石」
平成13年に最後の住民がいなくなって無人島になったという野崎島。
ココには方位磁石を狂わすという鳥居があるみたいです。
この鳥居はテレビ番組の「世界の何だコレ!?ミステリー【潜入調査!日本の「謎」SP】」
方位磁石は地球の磁場が影響しているはずなのですがどうして、日本にそんな場所があるのか非常に気になりました。
赤道とか南極・北極の中心ならありえそうですが・・・
野崎島について
・南国の島
・ニホンジカが400体以上
・隠れキリシタンが住んでいた 当時教会が建てられていた
ーーーーーーーー↑(ここまで島の南側)↑ーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー↓(ここから島の北側)↓ーーーーーーーーーー
・サバンナのような荒涼とした大地
・曲がった木(磁場の影響かと思ったのですが風の影響観たいです)
・山の中に神社「沖ノ上島神社」があります
・鳥居のような巨石←これが目的の物
巨石の鳥居について
石を積み上げられてできた鳥居。
平らな石でできていて自然にできたようなものとは考えにくかったです。
大きさもかなり大きいようでギリギリのバランスで組み立てられていました。
そしていよいよ方位磁石の検証。
少し離れたところですと方位磁石は正常ですが巨石の鳥居に近づくと急激に狂いだします。
石に磁力がある場合もあったのですが他の石に方位磁石を近づけても変化なし。正常に方位磁石は北を指します。
なので鳥居に近づかないと方位磁石は変化しませんでした。
この巨石の鳥居の名前は王位石(おうえせき?おういせき?)というそうで神社ができる前から存在していたようです。
少なくとも1300年以上前から存在していたということで多くの学者が調べたようでした。
なぜ方位磁石が狂うのか
方位磁石が狂う理由は磁力(磁場)しかないと思います。
専門的に磁力についてはやっていない(ガウスの定理まで)ので詳しいことはわかりませんが少なくとも地球の磁場に逆らうレベルの磁場があの鳥居の近くにはあるということでしょう。
地理的な特異点というのは正直あまり考えられにくいです。
赤道上ならまだしも・・・という感じですが野崎島は日本でしたし。
これは本当に個人的な予想ですが
・鳥居の周りだけ方位磁石が狂う
・他の石には方位磁石は反応しない
ということから
あの鳥居の石材は他の場所から取ってきた
って気がしました。
少しwikiを見てみると「磁石」の項目に
天然に産出する磁石として磁鉄鉱(四酸化三鉄、Fe3O4、マグネタイト)が挙げられる。古代からよく知られている磁石、磁鉄鉱(ないし砂鉄)として産出されていたのはこの四酸化三鉄である。現在でも、砂浜で永久磁石を砂中にいれれば、十分に視認することができる。羅針盤の指針を磁化することなどに用いられてきたが、非常に微弱な磁石である。ちなみに磁気を帯びた岩石として知られる須佐高山の磁石石も、その磁気は斑れい岩中の磁鉄鉱によるものである。20世紀に入ると、天然の磁鉄鉱に替わり実用に十分な強度を有する磁石が人工的に作られるようになってきた。
白金磁石
プラスチック磁石
鉄-クロム-コバルト磁石
プラセオジム磁石
マンガンアルミ磁石
ボンド磁石
分子磁石
希土類磁石
このような記述がありました。
こんな感じの古代からあるような磁石が石の材質として使われていたかもしれません。
そうするとどんな人たちが何を目的に作ったのか結構ロマンがある遺跡だったと思いました。