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高校の勉強が実際に大学でどう活かされるのか 大学と高校の学習の違い


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高校までの学習は進学校(自称含む)では大学入試にスポットがあてられていることが多いです。

 

では大学入試を終えたらそれで高校までの学習は終わりかと言われればそんなはずはありません。

 

ではそんな高校の勉強が大学での勉強に実際にどう活かされたのかまとめていこうと思います。

 

 

高校と大学の勉強の違い

まず高校と大学の勉強の違いについてですが高校までの勉強は当事者からしてみれば大変かもしれません。

しかし大学に入ると高校までの勉強は実はかなり浅い部分を習っていただけということが分かりました。

 

自分の学科は他学科から揶揄されることもあるような緩い学科でしたがそれでも学んだことはそれなりに深かったと思います。

 

高校と大学の勉強(学習)の共通点

高校の勉強は大学の2年までで習う学習の基礎、または大雑把に理解する内容だと思いました。

なので例えば物理だと力のつり合いやモーメントの基本的な考えは共通しています。

 

では大きな違いとは

では高校との大きな違いというのはなんなのかと考えるとそれは詳細に理解するような学習かどうかです。

 

先ほど物理の例を出しましたがこれをもう少し詳しく見ていきます。

 

確かに力のつり合いなどは共通しています(4つの力や量子力学は範囲外でした)。

 

ただ、落下運動ひとつとっても高校は「ma=F」の式から時間計算などをします。

 

大学だとどうなるのかというとa(加速度)がfv/xtとあらわされます。

 

これが厄介でこの計算をするためには変数分離型微分方程式を用いて最終的には対数が式内に現れたりします。

 

化学でも高校までは原子核の周りを電子が一定の軌道で回っているように表現されていますが、大学ではSP軌道やシュレディンガー方程式で理解を含めていきます。

 

このように学ぶ大まかな内容は同じでも実際に何が起きているのかを理解するのに非常に手間と時間がかかっていくのが大学の勉強だと思いました。

 

まとめ

今回はどちらかというと専門ではなく入学して割とすぐ習う基礎教養内容について少し思い出しながら高校と大学の学習内容の違いを自分なりに書いてみました。

 

上位の進学校では大学で習うような偏微分などをすでに学校で習ったり自主学習していたりすると思うのですがそうではない出身校の人はおそらく最初は「なんだ、高校でやったじゃん」と感じるはずです。

 

ただ、実際にふたを開けてみると高校までの内容を疑ってしまうような新たな知識と考え方に同じ内容・分野の学習であっても触れるのが大変です。

 

それでも自分は分野によってはそのような詳細を知ることができて面白かったと感じたこともありました。